もう薬には頼らない!毎月くる辛い生理痛を和らげる対処法を紹介!
女性なら誰でも、毎月のように悩まされる生理痛、嫌ですよね。がまんできないほどの痛みではなくても、出血の瞬間の感じや下着の不快感もあって勉強や仕事に集中できずイライラすることもよくあります。
良い薬も出ているようですが、できれば薬には頼りたくないものです。
そこで今回は、生理痛の原因から薬を飲まないで痛みを和らげる方法、過ごし方など生理痛の対処法をお話していきます。
生理痛はなぜ起きる?
なぜ生理になるとお腹や頭が痛くなったり、体調を崩しやすくなるのでしょうか。
そもそも生理とは
月に1回の排卵で卵巣から飛び出した卵子は、卵管の先で精子を待ちます。
一方、子宮内膜は受精卵の布団の役割を果たすためふわふわに厚くなっていきます。同時に、赤ちゃんを育てるために必要な血液をためて受精卵がやって来るのを待ちます。
受精卵ができなければ子宮内膜はいらなくなるので、子宮の壁からはがれおちて卵子や血液と一緒に身体の外へ出ていきます。これが生理の仕組みになっています。
なぜ痛むの?
生理が始まるころになると、体温を上げる黄体ホルモンの分泌がなくなるので体温は下がって身体が冷え、血行が悪くなります。
このときに生理痛や頭痛、生理の出血で貧血気味になり身体がだるくなったりします。そこから生理が終わりに近づくたびに卵胞ホルモンの分泌が徐々に始まり、つらい時期から脱出できます。
生理の痛み方は2パターン
生理の前になると眠くなる、生理中はだるくてたまらないという方は、とにかく早く寝て疲れをためないようにしましょう。生理前後は必要以外の予定は入れず、ゆっくり寝てください。
また、だるくなりお腹がしくしく痛んで経血が少なめの血が足りない方は、血液を補うようなレバーや貝類と野菜をバランス良く食べましょう。
痛みを和らげる方法
ここでは、自分でできる生理痛の対処法を覚えておきましょう。
快適な姿勢をとる
ひざを曲げて枕をかかえたり、うつぶせになったりすると血行が良くなります。
また、同じ姿勢で仕事をする場合は20~30分ごとに身体を伸ばしたり、寝る前にはストレッチやヨガで身体のバランスを整えると痛みが和らぎます。
体を温めて血行促進
身体を温めて冷えを防ぐことが大事ですから、冷房時の上着は必須です。生理のときはついシャワーになりがちですが、お風呂にゆっくり浸かりましょう。
生理痛に効くツボを押す
ひざの裏側から指3本上で「血海(けっかい)」とおへそから指2本分下で「気海(きかい)」というツボを押すと血液の流れが良くなり身体全体を温めてくれる効果があります。
ですが、あまり強く長時間押し過ぎないように注意しましょう。
アロマの香りで落ち着く
好みの香りを身の回りにつけると、リラックスやリフレッシュできます。ゼラニウム、イランイラン、ラベンダー、ペパーミント、カモミールがおすすめです。
体にやさしい食べ物・飲み物をとる
生理中には身体を温める食べ物や飲み物が効果的です。油分の多いケーキや塩分の多いスナックは避け、発酵食品、根菜類、食物繊維、たんぱく質をバランス良く食べてください。おすすめは和食です。
布ナプキンを使用する
目新しい方法として、布ナプキンの利用を提案します。ムレやかゆみ、生理痛に有効だと言われています。
コットン素材なので肌触りは抜群で、下着のような気持ち良さですから一度試してみる価値ありです。
お手入れの仕方は簡単で、フタ付きのバケツに重曹と水を入れて使用後のナプキンを入れておき、後でまとめて手洗いするだけ汚れが落ちます。
重症の場合は病院に行く
毎回寝込んでしまうほど生理痛がひどい人は、月経困難症や周経期症候群、子宮内膜症などの病気かも知れませんから、一度お医者さんの診察を受けましょう。
ストレスと生理痛
生理痛は、日々のストレスとも深い相関関係があります。
ストレスが引き起こす症状は
仕事などで常にストレスやプレッシャーを感じている人は、自律神経のバランスが崩れて身体にさまざまな影響を及ぼします。
そして生理不順や生理痛も、ストレスが原因となっていることがあるのです。さらに不規則な生活、睡眠不足、運動不足などが重なって、生理痛をひどくしている可能性もあります。
上手にストレスを回避するには
誰にでもストレスはありますし毎月生理はやってきますから、完璧に回避することは難しいと思いますが、そんなときはとにかく無理をしなことです。
生理中は仕事をがんばり過ぎてはいけません。具合があまり良くないときは、周りの女性に生理で体調が悪いことを打ち明けて、助けてもらいましょう。
ときには甘えることも必要です。気持ちも楽になって早く回復できることでしょう。
薬に頼らないで生理痛を乗り越えよう
生理痛がつらいときに鎮痛剤や安定剤を安易に飲んでいる人を多く見かけます。もちろんお医者さんにかかって処方された薬は飲んでください。
でも、習慣的に自分で薬を買って飲んでいる人がいたら、少し考えてみませんか。
薬を過剰摂取すると副作用で肩こりや冷え症などの体調が悪化したり、最悪の場合は死に至る病を発症する場合がありますので、緊急のとき以外は薬の摂取を控えてみてはいかがでしょうか。
つらいときは薬よりもまず、無理せずたっぷり睡眠を取って、十分に身体を休めてみてください。ストレスを発散して、ゆっくり心身を休める時間を作るように心がけましょう。
双海なつみ
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