エアコンは付けっぱなしにした方が安い?!エアコン代を節約するためにできること
今年も真夏で暑い日々が続き、屋外屋内問わず熱中症になる方が多くいます。ですので、家にいるときはほとんどエアコンが使われますよね。
ただ、気になるのはエアコンを使うときの電気代です。電気代は年々値上げしているし、実際エアコンの電気代は全体の50%以上も占めているのです。
少しでも電気代を抑えたいと思っている方は多いと思いますが、1日中エアコンをつけっぱなしにしないではいられませんよね。
では、エアコンを使うときどこに注意して使えばいいのか、今よりもっと電気代を節約するにはどういったことをすると良いのでしょうか。
エアコンは起動するときが一番電気代がかかる?!
昔はエアコンを起動するときが一番電気代がかかると言われていましたが、今はそうでもありません!
今は起動するときも、通常に運転しているときも消費電力はほとんど変わりません。では、どういったことをすると電気代が高くなってしまうのでしょうか。
ON/OFFを”繰り返す”と高くなる
エアコンメーカーの調べでは、35分以内につけたり消したりを繰り返すと、やはり電気代は高くなるようです。
逆に言うと、35分以内の外出時はつけっぱなしで出かけた方がお得ということになりますね。
また、こまめにつけたり消したりしながら過ごすよりも、朝から晩までつけっぱなしでいる方が合計の消費電力も1割くらい少なくなります。
タイマーはしないほうが良い?
夜は家の中と外の温度差が少ないですが、やはりつけっぱなしの方が合計の消費電力は少なくなります。
タイマーで2時間後に消えるようにする、逆に明け方につけるなどをするよりも、快適な温度でつけっぱなしにするのが正解です。
エアコンの電気代を節約する方法は
ここまでで、知らず知らずのうちにエアコンの電気代を高くしてしまっていた、ということがわかったと思います。
では次に、私たちが何かをすることで電気代を安くする、節約することができる方法を紹介していきます!
フィルターの掃除をする
エアコンのフィルターは2週間に1度掃除します。
あまりしない人も多いようですが、掃除機で吸い取るだけで結構な消費電力を減らすことができますし、衛生面もかなり良くなります。
室外機の周りを空けとく
エアコンの他に、室外機の周りの環境も整えることで電気代を節約できます。
まず設置スペースですが、室外機の周りに後ろと横は5~7cm、前は20cmくらいスペースを取っておくと消費電力を抑えることができるのです。
室外機の周りにいろいろなものを置かないこと以外では、できれば室外機が直射日光に当たらないようにすること、それからホースに泥などが詰まっている場合があるので、外に出たときに少しずつ拭き取っておくなどをしておきましょう。
設定で風の量を調節する
エアコンの風の量は、弱にするよりも自動運転にした方が電気代が節約できます。室温が設定温度になるまでは強風、その後は微風と1番効率の良い運転を自動でしてくれるのです。
節約になるだろうと最初から弱運転にしてしまうと、室温が設定温度に下がるまでに時間がかかり、かえって電気代が高くなってしまうので注意しましょう。
温度を少し高めに設定する
設定温度を1度高くするだけで、電気代は13%も節約できます。
夏は28度以上冬は20度以下と良く言いますが、28度では眠れませんし身体にも良くないです。
普段の設定温度は26~27度くらいに、外出中つけっぱなしにするときは28度に、などが良いと思いますよ!
除湿機能を使いこなす
実は除湿には2種類の機能があり、1つは弱冷房除湿で湿度と同時に温度も一緒に下げます。この場合、冷房より10~15%の節約ができます。
もう1つは再熱除湿で、湿度は下げるけれど温度は下げすぎないように冷えた空気をエアコンの内部で暖め直して送風するので、当然電気代は冷房と比べて高くなります。
つまり電気代は、再熱除湿>冷房>弱冷房除湿という順番で高くなってしまうのです。詳しい除湿の取扱方法は、各家庭にあるエアコンの取扱説明書に記載されているのできちんと確認しておきましょう。
風向きを変更する
冷たい空気は下に降りてきますから、風向きは上か水平にすると部屋全体を効率よく冷やしてくれます。
逆に冬は、暖かい空気が上に上がるので風向きは下向きが良い、ということを覚えておきましょう!
季節によってカーテンを効率よく活用
部屋の環境によってもエアコンの効きはまったく違います。たとえば南向きの部屋と北向きの部屋、2階と1階、面積、形、窓の数などによって電気代は変わってきます。
中でも、ポイントは窓で外の気温と室内の気温の差で冷暖房の効きが変わるからです。
冬は厚手のカーテンで外からの冷気を防ぎ、夏はレースのカーテンで日差しをカットしましょう。それだけでも電気代は節約できるのです。
節約しながら暑い夏を乗り切ろう!
私たちの少しの工夫や、簡単なメンテナンスをすることでエアコンの節約はでき、あまり気にしていなかったところで電気代が掛かっていた、ということがわかっていただけたのではないでしょうか。
それでもエアコンの電気代が安くならない……という方は、エアコン自体の年式が古い可能性があります。
省エネ機能が高い最新のエアコンに買い換えることで、電気代をさらに安くすることもできるので、こちらも検討してみてください!
本記事で紹介してきたことを参考にしていただき、エアコンに掛かる電気代を節約しながら、暑い夏を乗り切ってくださいね!
高島桐乃
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