【タイプ別】毛穴の原因やタイプ別の毛穴ケア方法

毛穴

肌トラブルのなかでも特に多くの人が悩んでいる毛穴ですが、毛穴と一口にいってもそのタイプや原因は人それぞれ違います。
頑張ってケアしているのに良くならないという人は、間違ったケアをしているからかもしれません。
そんな人の為に毛穴のタイプとその原因、それに合ったケア方法をこれからご紹介していきます。

毛穴が目立つ原因

”毛穴を小さくするには”というセリフをよく聞くと思いますが、実はその考え方自体が間違いなのです。
毛穴の大きさは生まれつきのもので変わることはありません。
変わるのは毛穴の開きで、毛穴が目立つ大きな原因の一つは、毛穴が開きっぱなしになっているということなのです。
ではなぜ毛穴が開きっぱなしになってしまうのか。
これから毛穴のタイプを大きく3つに分けてご紹介していきます。

その1.たるみ毛穴

鼻の横や頬に見られる毛穴で、楕円形や涙型をしています。
顔を上に引き上げて毛穴が目立たなくなったら、それはたるみ毛穴です。
原因は加齢による肌の弾力低下で、肌がたるむことによって毛穴も縦に広がって大きく見えます。
また、肌の乾燥で毛穴が開きっぱなしになってしまうことも原因の一つになっています。
ケア方法としては、肌の弾力を取り戻すケアが必要になり、肌の弾力はコラーゲンによって保たれているので、コラーゲンや、コラーゲンを結び付けてハリを維持する役割を持つ“エラスチン”が含まれる食べ物(例えば手羽先や煮魚、軟骨など)を積極的に摂るようにしましょう。
乾燥もたるみ毛穴の原因になるので、しっかりと保湿をすることも大切です。

その2.皮脂毛穴

皮脂の分泌が多いTゾーンや小鼻、あご下に見られる毛穴で、触るとザラザラしていたり、黒ずんで見えたりします。
過剰な皮脂が毛穴に溜り、角栓が詰まったりして目立ちます。
さらにそれがそのまま放置されるとその部分が酸化して黒くなり、黒ずみ毛穴となってしまいます。
鼻の毛穴は、頬に比べて毛穴が大きいので目立ちやすく、これは皮脂の分泌量が多い20代の肌によく見られる毛穴です。
汚れや過剰な皮脂、古い角質を取り除くパックやスクラブ、洗顔料を使用して余分な皮脂を除去しましょう。
使用するアイテムは肌に優しく、刺激のないものを。肌に刺激を与えてしまうと、このあと紹介するメラニン毛穴の原因にもなってしまうので注意が必要です。
余分な皮脂を取り除いた後の毛穴は開いているので、洗顔後はしっかりと保湿して毛穴を引き締めてあげましょう。

その3.メラニン毛穴

鼻の横や頬に見られる毛穴で、その名の通り、メラニンが原因で目立ってしまう毛穴です。
洗顔して黒ずみを取っても毛穴が黒ければ、それはメラニン毛穴です。
毛穴の周りはメラノサイトの絶対量が多いため、メラニンによる色素沈着が目立ちやすい部位で、特に皮脂分泌が多い小鼻周辺は日焼け止めやファンデーションが崩れて日焼けしやすく色素沈着を起こしやすい部分なのでしっかりとしたケアが必要になります。
メラニン毛穴に対しての正しいケア方法は”刺激を与えない優しいスキンケアとUVケア対策”になります。
スクラブなどで肌に刺激を与えたり、汚れを落とそうとこすり過ぎたりして肌に刺激を与えると、色素沈着の原因になります。
洗顔はたっぷりの泡で優しく洗うようにし、スキンケアに美白アイテムを投入したり、肌の血行を良くするためにマッサージをしたりするとさらに効果的になります。

 

まずは、自分の毛穴は何タイプなのかを見極めて正しいケアをするようにしましょう。
まず自分の肌トラブルの原因をきちんと知ることが美肌への一歩になります。

The following two tabs change content below.

高島桐乃

アラサー主婦を極めているネコ好き女子です。 「お肌」に関することなら任せてください!高価なものを買わずに自分でできることはたくさんある!そして意外に簡単にできる!ということをみなさんに知ってもらいたい! そんなことを思いながらつらつらと書かせていただきます。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。